Description
Description-Separate-1LabVIEWで作成したプログラムは実行ファイル(*.exe)形式にする事ができます。*.exeに変換する事の利点は開発環境のソフトウェアがない状態でプログラムの実行が可能となる点です。例えば、DAQmxドライバで認識・使用できるハードウェアを制御するプログラムをLabVIEWで作成し、*.exeに変換すると、この*.exeは開発時に使用したLabVIEW, DAQmxと同じバージョンのLabVIEW Runtime Engine, DAQmxドライバをインストールする事で使用できます。この記事の添付ファイルのApplication.exeは下記のLabVIEW runtime engine 32bit version 20.0(無料)とDAQmx 20.7(無料)がインストールされている環境でテストできます。このプログラムを実行するにはDAQmxで認識・使用可能かつアナログ入力の連続測定が可能なNI製ハードウェアが必要となります。NI MAXを起動し、シミュレーションデバイスを作成し、*.exeのテストをする事もできます。
LabVIEW runtime engine 32bit 20.0 Download
https://www.ni.com/ja-jp/support/downloads/software-products/download.labview-runtime.html#353197
DAQmx 20.7 Download
https://www.ni.com/ja-jp/support/downloads/drivers/download.ni-daqmx.html#382067
このApplication.exeの内容を変更したい場合、Application.exeの作成に使用したソースコード(Voltage - Continuous Input.vi)を変更する必要があります。ソースコードの変更にはLabVIEWが必要となります。また、*.exeの作成にはLabVIEW Application Builderが必要となる為、プログラムの内容を変更し、*.exeを作成するにはLabVIEW Professional Development Systemをご購入いただく必要があります。費用に関してはこちらのリンクでご確認いただけます。
Description-Separate-2How to Use
How-Separate-1Application.exeはLabVIEWのインストールされていない環境において無償のLabVIEW runtime engine及びDAQmxドライバにより*.exeを使用した計測を行う事ができるかどうかのテストを行い、LabVIEW Professional Developmentによるexe作成の有用性を確認する目的で作成されました。その為、このApplication.exeはPCのスペックや仕様の影響については考慮されておらず、プログラムや計測についての動作保証はされていません。
How-Separate-2