北東北 LabVIEWユーザー会

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4桁7セグメントLEDをLINX(Raspberry Pi)で使ってみる

Raspberry Piを使ったLINXの使い方に慣れてきたと思いますのでArduino UNOで動かしたLabVIEW LINXを使ったプログラムを移植してみましょう。

M1041356.JPG

この4桁LEDモジュールは3.3Vでも5Vでも動くので配線がとても楽です。安全のために電源がOFFの状態で接続してください。

VCC: 3.3V(1pin)

GND: GND(9pin)

CLK: DIO11(11pin)

DIO: DIO12(12pin)

 

プロジェクトエクスプローラーでRaspberry Piをターゲットデバイスに追加します。Arduinoで動作確認できたVIをターゲットデバイス直下に移動します。移動はドラッグするだけでOKです。VIの変更はLINXのopen.viをLocal I/Oに変更して、ピン番号を変更するだけです。

 

AddTarget.pngRPI_LINX.png

VIのフロントパネルの矢印をクリックすると、Raspberry Piに配置されてLED表示器が数字を表示しはじめます。

TM1637_Setup.viとTM1637_WriteByte.viのダイアグラムに使われているwait.viの入力値を1から0に変更すると目で追えないぐらいには早くなります。

 

ピン番号とストップボタンを定数に変更します。ビルド仕様を追加してソースファイルの設定を行います。

RPI_LINX_Startup.png

ビルドして、スタートアップとして実行するとできあがりです。

 

この記事で作成したZIPファイルを添付します。この4桁ディスプレイは手ごろな表示器として使えると思います。

 

 

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4桁の数字だけでは物足りないと思いますので、ArduinoでもRaspberry Piでも使えるI2Cキャラクタディスプレイを紹介します。(3.3V系なのでArduinoで使うときにはI2C用電圧レベル変換モジュールが必要です。)

「有機ELキャラクタディスプレイモジュール 16×2行」で緑、白、黄色のバリエーションがあります。

秋月通商の商品ページ

 

自著の宣伝になり恐縮ですが、

ラズパイ×ArduinoでI/O! LabVIEWコンピュータ・プログラム集

の第7章と第14章、第16章で紹介しています。もしも書店で見かけたときには手に取ってみてください。

 

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超音波距離センサー(HC-SR04)は安価でロボットカーに使うとそれなりに面白く使えます。トリガー信号を入れると超音波を出し、反射して戻ってくる時間をパルス幅で出力します。

5V系なので、echoと呼ばれるパルス出力は分圧して受ける必要があります。ここでは2kΩと3kΩの抵抗を直列に使って、echo→2kΩ→3kΩ→GNDとして、2kΩと3kΩの接続点を18ピンに接続しました。

triggerは3.3Vのパルスでも認識してくれるのでそのままでOKです。

GND: GND(6pin)

ECHO: DIO_18(18pin)

TRIG: DIO_16(16pin)

VCC: 5V(2pin)

 

M1041362m.jpgプロジェクト.png

 

プロジェクトファイルを添付します。

 

このプログラムを作る際にデジタルReadとデジタルwriteの動作時間が気になったので実測してみたところ書き込みが5マイクロ秒ぐらい、読み込みが40マイクロ秒ぐらいでした。なんとなくもっと速いと思っていました。

 

 

 

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