プロット点の平均化

[sakana55]

添付画像のように処理できるコードを描きたいです。

添付画像のBeforeでは、各箇所でプロット点数は２点もしくは３点あります。

その近しい箇所だけで平均化をしたAfterを作成したいと考えております。

プロットからプロットまでの間隔はバラバラであり、プロット点数も２もしくは３点であり規則性はありません。

ご教授お願いします。

[Y.Ueno（退職） · Accepted solution]

平素よりNI製品をご愛顧頂きありがとうございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の上野です。

前回ゼロ交差のアルゴリズムについてご質問いただきましたが、今回もほとんど同じ処理で平均化が行えます。

添付の方法はX座標データとY軸データを分けて、X座標値が近似値であるかを判断してグループ分けできれば、後は前回と同じように平均処理しています。

アルゴリズムの作成ですので、いろいろな方法があると思いますので、考え方の1つとして参照いただけると幸いです。

[sakana55]

NI 上野様

返信ありがとうございます。

平均化の件、問題解決致しました。

こちらを応用して、添付画像の黄色部分（上部）を取り出す、

または赤色部分（下部）を取り出すにはどのようにすればよろしいでしょうか？

[Y.Ueno（退職）]

一番簡単な方法は、比較関数でしきい値以上のデータを集める方法だと思います。処理の流れは以下のとおりです。

1. 結果の2次元配列から指標配列関数でY軸データだけを抽出します。
2. ForループでY軸データ配列から1データずつ比較関数でしきい値と比較します。
   この例では235と定数にしていますが、制御器にすればフロントパネルから設定できます。
3. しきい値より大きい場合はTrueを返すので、Forループから値を出力するループトンネルで右クリックして、トンネルモードを条件に変更して下記のように配線します。
4. これで、比較関数の条件がTrueのときだけデータが溜まります。

[sakana55]

NI 上野様

早速ありがとうございます。

閾値設定のアルゴリズムは理解したのですが、

場合によっては、プロットが右肩上がりになっていく場合があり、

閾値で検出できない場合がございます。

その他の手段として、”１行ずつ間引く”以外で何かアドバイスがあれば、ご教授願います。

[Y.Ueno（退職） · Accepted solution]

右肩上がり、または右肩下がりの場合は、固定値のしきい値はダメでしたね。それは想定していませんでした。

自分なら添付ファイルのようにカーブフィットして得られた曲線データをしきい値して試すと思います。

[sakana55]

NI 上野様

カーブフィッテイングで解決しました。

本件、ありがとうございました。