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Labview計測における接続エラーとスタンドアロン計測について

測定機器(圧力計,熱電対,ロードセル)⇔Labview(NI cDAQ-9189にNI 9202とNI 9213を接続)⇔LAN(40m)⇔ノートPC のように接続して,
Labviewで圧力,温度,荷重の測定を行っています.
設定はサンプル数100(or 20),サンプルレート1000Hz,タイムアウト時間-1(無限に待機)
なのですが,以下のようなエラーが多発しているのですが,解決方法はないでしょうか.

【エラー200284】
https://knowledge.ni.com/KnowledgeArticleDetails?id=kA00Z000000P8XsSAK&l=ja-JP

【エラー200279】
https://knowledge.ni.com/KnowledgeArticleDetails?id=kA00Z0000019KTeSAM&l=ja-JP


または,スタンドアロンでノートPCに接続せずに
Labviewをデータロガーのようにして計測をし,
計測後,データをメモリカードなどの記憶媒体に書き出すようにしたいのですが可能でしょうか.


以上,ご教授いただけたらと思います.

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メッセージ1/9
3,628件の閲覧回数

VIがわからないと具体的なアドバイスができませんが・・・

イーサネット接続のcDAQで連続収録をしているということでいいですね?(1000S/sで、1回に20~数100ポイントのデータを読み取ることを繰り返している)

 

2つのエラーは内容が異なり対処方法も異なります。

まず、NI 9213はトータル75S/sなので、1000S/sで取れているとしたら怪しいです。

 

NI9202は10kS/sまでいきます。1000S/sで20ポイントずつはかなり苦しいですが、数100ポイントずつでエラーになるなら、おそらくLAN接続が不安定なのだと思います。

LANは有線接続ですか?その場合スイッチングハブを介していますか?

 

 

cDAQシャーシはPCがないと動作しません。CompactDAQコントローラを使う手もありますがかなり高価です。手のひらサイズのPCをcDAQシャーシと一緒に組み込んでしまうのはいかがですか?

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メッセージ2/9
3,585件の閲覧回数

回答ありがとうございます.

 

計測については有線LANによるイーサネット接続のcDAQで連続収録で行っています.
PCのLANポートが物理的に壊れてしまったため,
計測機器⇔Labview⇔LAN ⇔LAN-USB変換ハブ⇔PCのUSBポート

のように接続しています.

 

エンジンの燃焼試験中この計測を行っているのですが,
衝撃・振動・騒音(130dB),LANが40mと長いこと,

上記のLAN-USB変換ハブによる接続などはエラーの原因となりますでしょうか.

ちなみに燃焼試験中でなければ1時間ほど継続して計測を行っても

エラーは起きませんが,燃焼試験中だとエラーが生じます.


計測機器⇔Labview間を40mのD-SUBケーブルで置き換えることも考えているのですが
これはこれで計測精度が低下するような気がします.

 

Viについては[DAQ アシスタント(接続先,レート,サンプル数などの設定)]と
[計測ファイルに書き込む(lvm ファイルとして書き出す)]をwhileループを用いて,
停止ボタンが押されるまで計測を継続するといった単純なものです.

 

cDAQシャーシはPCがないと動作しませんということで
スタンドアロンでの計測は無理ということかと思いますが
CompactDAQコントローラを使えばスタンドアロンの計測ができるのでしょうか.
そもそもcDAQシャーシとCompactDAQコントローラの違いはどのようなものなのでしょうか.


以上,ご教授頂けたらと思います.

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メッセージ3/9
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> 衝撃・振動・騒音(130dB),LANが40mと長いこと,
長さは問題ないと思いますが、衝撃・振動・騒音は気になります。少なくともSTP(シールド付きLANケーブル)で、あまり揺れないよう経路を考慮したほうが良いと思います。

 

> 上記のLAN-USB変換ハブによる接続などはエラーの原因となりますでしょうか.
問題ないはずですが、USB-LAN変換器は不安定要素が増える印象があります。クロスケーブルで1対1の接続をした場合、何かの拍子に半二重になっていないか確認してみてください。

 

> エラーは起きませんが,燃焼試験中だとエラーが生じます.
それはやはり燃焼中の環境が影響していると考えるのが自然です。

 

> 計測機器⇔Labview間を40mのD-SUBケーブルで置き換えることも考えているのですが
> これはこれで計測精度が低下するような気がします.
私もそう考えます。

 

> そもそもcDAQシャーシとCompactDAQコントローラの違いはどのようなものなのでしょうか.
cDAQシャーシはPCに接続して使うI/Oデバイスです。PCIカードやUSB-DAQなどと同じカテゴリです。特徴はモジュール(フロントエンド)の入れ替えができることと堅牢なことです。
CompactDAQはcDAQシャーシにPCを内蔵したものです。PC部分はWindowsまたはLinuxが動作します。機能的にはデスクトップPC+PCIカードDAQがcDAQの形状になっていると考えてください。

 

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メッセージ4/9
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丁寧なご回答ありがとうございました.
ご回答いただいた内容について検討してみようかと思います.

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ちなみに添付が燃焼試験にてエラーが発生しているVIです.

 

Labview 2019 SP1で作成しています.
アドバイス等ありましたらよろしくお願い致します.

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メッセージ6/9
3,505件の閲覧回数

@krocket さんは書きました:

ちなみに添付が燃焼試験にてエラーが発生しているVIです.

 

Labview 2019 SP1で作成しています.
アドバイス等ありましたらよろしくお願い致します.


特に問題ないと思います。

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メッセージ7/9
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ご回答ありがとうございます.

 

やはりviの問題というよりは

燃焼試験時の何らかの現象(騒音,衝撃?)によるもののようですね.

皆様にいただいたアドバイスを元に検証してみます.

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メッセージ8/9
3,418件の閲覧回数

ご回答ありがとうございました.

labview機器本体を40m程,燃焼試験実施場所から離すことで正常に計測が行えるようになりました.

 

この結果については第36回 宇宙構造・材料シンポジウムにて発表させていただきました.

https://www.isas.jaxa.jp/researchers/symposium/structure/fy2021.html

 

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