北東北 LabVIEWユーザー会

キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 

Raspberry Pi 4BでHobbyistツールキット (Example起動まで)

Hobbyistツールキットを使ってRaspberry Pi 4BでLEDをON-OFFするExample(Raspberry Pi 2 Blink!)を実行するまでをスクリーンショットで紹介します。

(LabVIEW Community Edition2021ではLINXツールキットと呼ばれたりHobbyistツールキットと呼ばれたりしていますが、Hobbyistに改名中ということなのだろうと思います。)

 

2021年12月30日時点ではRaspberry Pi OSはBlusterからBullseyeに代わっていますが、Bullseyeではすんなりとは動作しませんでしたのでここではBlusterを使います。回避方法はあるようですのでどうしてもBullseyeで使いたい方は下記リンクが参考になると思います。

Labview CE 2020 connects to raspberry but CE 2021 does not

 

LabVIEW2014 Home EditionのLINXの頃にはStretchでは動きましたが、Blusterでは動きませんでした。似たような状況だと思いますのでLabVIEW Community Edition2022ではBullseyeしか動かなくなるのかもしれません。

 

Rapberry Pi OSをインストールするために「Rapberry Pi Imager」をダウンロードします。

raspberryPi_imager.png

 

「Rapberry Pi Imager」を実行して、「CHOOSE OS」ボタンを押します。

imager.png

Raspberry Pi OS (other)を選択します。

NewOS.png

Raspberry Pi OS (Legacy)を選択します。

buster.png

あとは、SDカードを選択して書き込むだけです。

 

μSDカードをRaspberry Pi 4Bに挿入して起動します。

パスワードはとりあえずデフォルトのままです。

LabVIEW Community Editionは英語版なので、とりあえずLocaleとTimezoneはUnited StatesのNew York(Austinは選択リストにない)で登録しました。

WiFiを設定します。

「最新のファイルをチェック」はしないで、設定を終了します。

Application menu > Preferences > Raspberry Pi Configurationを開いて、InterfecesタブでSSHのチェックボタンをEnableにします。

Raspberry Piの設定は終了です。画面右上のWiFiアイコンにマウスカーソルを近づけるとIPアドレスが表示されますので、控えておきます。

 

LabVIEW Community Editionを起動して、ToolsメニューからHobbyistのTarget Configuration..を選択します。

TargetConfig.png

 

「Hostname or IP:」 にRaspberry PiのIPアドレスを入力します。

connect.png

 

「Connect」ボタンを押すとSSHでRaspberry Piが接続されます。

「Installation」ボタンを押して、「Upgrade」ボタンを押します。しばらく待つとRaspberry PiへのLabVIEWランタイムエンジンのインストールが完了します。

installing.pngcomplete.png

 

「Launch Example」ボタンを押すとArduinoのLチカに相当するLED ON-OFFプログラムが開かれます。

 

example.png

 

7ピンとGND(9ピン)にLEDを接続するとPCのボタンと同期してLEDがON-OFFします。

MC301340s.JPG

 

ここまでのセットアップでRaspberry Pi 4BはHobbyistツールキットを使ってLabVIEWプログラムを使うことができるようになりました。

 

LabVIEWプログラムの実行版をRaspberry Piに書き込んでスタンドアロンで実行できるのが大きな利点です。LabVIEW MakerHubにチュートリアルがありますので参考にしてください。

Deploying A Startup Executable

 

 

0 件の賞賛
メッセージ1/2
2,612件の閲覧回数

以下間違いがありました。LabVIEW2014 Home EditionのLINXの頃にはRaspbian Jessieでした。Stretchは動かなかったと思います。

 

>LabVIEW2014 Home EditionのLINXの頃にはStretchでは動きましたが、Blusterでは動きませんでした。

 

0 件の賞賛
メッセージ2/2
2,562件の閲覧回数