ニュータイプになりたい今日この頃な技術部のリタです。
(タイトルは機動戦士ガンダムより)
音がどこから鳴っているかって、意外と耳だとわからなかったりしますよね。
私はよく家の中でスマホを失くします。
ふとしたタイミングで、どこに置いたかわからなくなっちゃうんですよね。
電話して鳴らしてみても、部屋のどこからか聞こえるバイブ音(マナーモードのまま)。
布団をはがし、枕をめくるもスマホに辿り着かない。。。
スマホがないと不安で不安で出かけられない。。。
そこで、このお悩みを解決してくれる頼れる仲間を見つけました!
株式会社イー・アイ・ソルの平澤さん!
左:日本NI技術部 リタ 中央:イーアイソル営業部 平澤さん 右:日本NI営業部 阿部
リタ「どのようにして解決できるのですか?」
平澤さん「複数のマイクを使って、音の出どころがわかる音源可視化装置を提供しています。
EISOLではIoTシステムのコンサルティング・構築や、機械学習を使用した予知保全を手掛けています。音源可視化装置はその一つです。どれもNI製品で作ってますよ。」
リタ「エーッ!NI製品でそんなこともできるのですね驚」
では早速試してみましょう。
スマホがどこから鳴っているのか、この装置ではたしてわかるのでしょうか。
リタ「見える!私にも音が見えるぞ!私のスマホはココだー!!すばらしいスマホ探し装置ですね!」
平澤さん「いや、、スマホ探しのために提供しているワケではなく。。」
ということで、本来の用途や仕組みを教えていただきました。
平澤さん「例えば車の環境騒音の評価など、
防音・異音・騒音対策が必要なものに活用いただいています。
ケースに入っていて持ち運べるので、工場内で異音が聞こえてきたときにこの音源可視化装置を手に持って、歩き回りながら音源を探すような用途も多いですね。
音源可視化装置をそのまま購入されるお客様もいれば、半数ほどはカスタマイズを加えて振動や温度計測を追加される方もいます。
LabVIEWとcompactRIOで作られているため拡張は行いやすく、私たちでプログラムしてお納めしています。
装置としては32chのマイクロホンアレイをNI compactRIOに接続しています。
音源から各マイクに届く時間遅延の差分からビームフォーミングという手法で、位置を算出できます。
位置分解能としては音源可視化装置と対象間に1mの距離を置いた場合、1m×1mの範囲を調査できます。位置分解能としては3.3cmごとになります。
最近だと音源可視化の出張計測も人気です。
32chものマイクを購入するのはちょっと。。。という場合もありますよね。
出張計測で音の出どころを調査できましたら、その後の継続的な音による状態監視は1chのマイクで十分だったりします。
低コストな状態監視システムとしてご提供するので喜ばれています。
音以外のセンサも組み合わせての同期、長時間監視、モータ制御などなんなりとお申しつけくださいね」
EISOLさん、大変興味深い見学をさせていただきありがとうございました!
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リアルタイム音源可視化/音源探査装置 | 株式会社イー・アイ・ソル
https://www.ei-sol.co.jp/soundimaging/
状態監視について、下記リンクにてどのような成功事例があるかをご覧いただけます。
この記事を書いた人
河西 利太朗
東京都葛飾区は亀有での下町商店街育ち。
一念発起でスペインの自動車試験機関で働いていた際にNI製品を扱い惹かれてNIに入社。
趣味はテニス、ジャグリング、魚を捌くこと。
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