10-28-2011 11:32 AM
PLLのロックタイムの測定をlabviewのGPIB通信を用いて行なっています.
テクトロニクスのオシロスコープと,GPIB制御可能なクロックジェネレータを用いて行おうと考えていますが,
下記の2点の問題点が解決できずに困っています.
よろしければ,解決策をご教授いただけませんでしょうか.
①クロックジェネレータからPLLへの入力周波数を変化させた瞬間をオシロスコープのトリガにし,
プロット結果をLabview側に取り込みたいのですが,labview側からのどのような命令で制御すればよいのかわかりません.
②また取り込んだ波形を,[周波数‐時間]の周波数トランジェント波形へ変換するため,
取り込んだ波形の各立ち上がりタイミングの時間とそれらの差分を計測する必要があるのですが,
それらが計算が可能な組み込みプログラムがわかりません.
以上2点です.よろしくお願いします.
10-31-2011 11:12 PM
rockuさん
こんにちわ!!なんとか上手く解析できたらいいですね。
>①クロックジェネレータからPLLへの入力周波数を変化させた瞬間をオシロスコープのトリガにし,プロット結果をLabview側に取り込みたいのですが,labview側からのどのような命令で制御すればよいのかわかりません.
GPIB通信でPCから計測器を制御しているのなら、計測器メーカが出しているコマンドリストがある筈です。LabVIEW側から送る命令としては、ユーザが使用している計測器によって千差万別なので、そこは計測器メーカさんに問い合わせて確認する必要がありますよ。おそらくNIさんが伝えられるのは、非常に一般的なコマンドとして知られる「*IDN?」という計測器名を返すコマンド くらいです。
>②また取り込んだ波形を,[周波数‐時間]の周波数トランジェント波形へ変換するため,取り込んだ波形の各立ち上がりタイミングの時間とそれらの差分を計測する必要があるのですが,それらが計算が可能な組み込みプログラムがわかりません.
何を使って波形を取り込んでいますか?その上で使用するハードウェアがNI製品であれば、そのハードウェアをサポートするドライバ(例えばDAQmx、NI-Scope等)をインストールすることで追加される関数を用いたプログラミングになりますが、、、そうでない場合、つまりNI製品でなく他社製品を使用した波形取り込みであれば、、、、LabVIEWとしては計測器との通信によって、計測器が持っている波形データを呼びこむ必要があります。その際のコマンドも、結局計測器メーカの提出するコマンドリストから確認する必要がありますよ。
11-01-2011 08:22 PM
lonestarさん
返信ありがとうございます.
>①
に関しては,オシロスコープにTDS5102,CKGNにCK1615を使用していて,どちらも説明書からコマンドリストすでに手元にあります.Labview上で,
CKGNには周波数を変更の命令をコマンドでだし,その切り替えタイミングをトリガにしてオシロにシングルサンプリングの命令をコマンドで贈りたいのですが,
そのブロック構成をどのようにすればうまく行えるのかわからない状況です.
現在,は「周波数変更の命令コマンドのブロック」と「オシロのシングルサンプリングの命令コマンドのブロック」をエラー線でつないでるだけなのですが,
周波数が変化したタイミングの波形を取り込むことができません.
>②
波形はTDSシリーズ用のVIを使ってオシロからデータをLabviewに取り込んでいます.(取り込み自体は既に出来ています)その後取り込んだ波形データをlabview上のプログラムで変換できないかと考えているのですが上手くいきません.最悪,他のプログラム言語を用いて計算するスクリプトを書こうと検討しています.
11-03-2011 10:57 PM
①については、”・・Labview上で,CKGNには周波数を変更の命令をコマンドでだし、” とあるので
切り替えを行うトリガ信号自体は外部からくるのではなく、LabVIEWのコマンド出力ということなんですね。であれば、、その切り替えタイミング自体はソフトウェアタイミングですが、単純にケースストラクチャを使用して、周波数変更の命令後に、オシロへのシングルサンプリングの命令を行うようにプログラムされてはいかがでしょうか。
>現在,は「周波数変更の命令コマンドのブロック」と「オシロのシングルサンプリングの命令コマンドのブロック」をエラー線でつないでるだけなのですが,周波数が変化したタイミングの波形を取り込むことができません.
プログラム、そして計測器自体の挙動を見てないので何ともいえませんが、周波数の変化するところをオシロでとりたいのであれば、周波数変更命令の後にオシロを動かすのでは遅いのではないでしょうか。 先にオシロにはサンプリングさせておいて、、そこから周波数変更命令をおこない、オシロから集録されたデータの変化をみるのが筋ではないでしょうか。
②については、”オシロからデータをLabviewに取り込んでいます.(取り込み自体は既に出来ています)”→データタイプは?
波形データをLabVIEW上のプログラムで、どのように変換したいのでしょうか。目指す終着点(ゴール)を教えて頂かないとアドバイスできません。VIを添付して頂いた方がイメージつかめるのですが、添付して頂けるのであれば拝見します!