12-12-2024 06:26 AM
Mac OS Big Sure 11.7.10に、NI-488.2 21.5.1をインストールしました。
ダウンロードページに、21.5.1はパッチなので先に21.5をインストールせよと書いてあったので、21.5をインストールし、さらに上書きで21.5.1をインストールしました。
NI-488.2 Troubleshooting Wizardを走らせたところ、最初のチェック項目であるNI-488.2 Software Presence Verifiedが通らず、赤いバツ印がついていて、ソフトウェアがインストールされていないというメッセージが出ます。
再インストールして再起動せよという指示があったのでそのようにしましたが、結果は変わりませんでした。
どうすれば良いか知りたいです。
12-19-2024 05:23 AM - 編集済み 12-19-2024 05:25 AM
結局サポートに連絡した結果,自己解決しそうです(まだ最終確認まで至ってない)。
どうも,普通にインストールしたのではカーネル機能拡張が使えない状態になってしまうようです。インストーラを走らせて,最後に,システム環境設定のセキュリティとプライバシーから,カーネルアクセスを許可するよう促されるので,許可をクリックしても,それがうまく反映されていないようです。
確認方法としては,ターミナルから
kextstat -l
を実行。機能拡張一覧が出ますが,NI関連のものが見当たらない状態でした。
解決方法としては,Macをリカバリーモードで立ち上げて,ターミナルを開き
/usr/sbin/spctl kext-consent add SKTKK2QZ74
を実行してから再起動することです。
このあと,再度
kextstat -l
を実行すると,表示結果に,
168 0 0xffffff7f9cd00000 0xc000 0xc000 com.ni.driver.NiViPciK (21.0.0) 0A74DBC7-1452-37A3-98EF-655309283295 <161 6 5 3 1>
169 0 0xffffff7f9cd4c000 0x3f000 0x3f000 com.ni.driver.ni488k (21.5.0) EF2C38E0-814D-351A-937A-CEA2A69FCE01 <161 6 5 3 1>
が増えていました。
この状態で,Troubleshooting wizardを実行すると,ソフト,ハードともにチェックを通過し,GPIB-USB-HS+が接続されている,という結果になりました。
見た目の違いとしては,GPIB-USB-HS+本体のオレンジ色LEDが点灯していることです。Troubleshooting wizardをパスしない状態では,LEDは消えたままでした。
これで使えるようになったように見えますが,もう少し確認してから本格的に使ってみることにします。