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NI-488.2 Software Presence Verifiedが通らない(Mac OS Big Sur + NI-488.2 21.5)

Mac OS Big Sure 11.7.10に、NI-488.2 21.5.1をインストールしました。

ダウンロードページに、21.5.1はパッチなので先に21.5をインストールせよと書いてあったので、21.5をインストールし、さらに上書きで21.5.1をインストールしました。

NI-488.2 Troubleshooting Wizardを走らせたところ、最初のチェック項目であるNI-488.2 Software Presence Verifiedが通らず、赤いバツ印がついていて、ソフトウェアがインストールされていないというメッセージが出ます。

再インストールして再起動せよという指示があったのでそのようにしましたが、結果は変わりませんでした。

どうすれば良いか知りたいです。

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結局サポートに連絡した結果,自己解決しそうです(まだ最終確認まで至ってない)。

 

どうも,普通にインストールしたのではカーネル機能拡張が使えない状態になってしまうようです。インストーラを走らせて,最後に,システム環境設定のセキュリティとプライバシーから,カーネルアクセスを許可するよう促されるので,許可をクリックしても,それがうまく反映されていないようです。

 

確認方法としては,ターミナルから

kextstat -l

を実行。機能拡張一覧が出ますが,NI関連のものが見当たらない状態でした。

 

解決方法としては,Macをリカバリーモードで立ち上げて,ターミナルを開き

/usr/sbin/spctl kext-consent add SKTKK2QZ74

を実行してから再起動することです。

このあと,再度

kextstat -l

を実行すると,表示結果に,

168 0 0xffffff7f9cd00000 0xc000 0xc000 com.ni.driver.NiViPciK (21.0.0) 0A74DBC7-1452-37A3-98EF-655309283295 <161 6 5 3 1>
169 0 0xffffff7f9cd4c000 0x3f000 0x3f000 com.ni.driver.ni488k (21.5.0) EF2C38E0-814D-351A-937A-CEA2A69FCE01 <161 6 5 3 1>

が増えていました。

 

この状態で,Troubleshooting wizardを実行すると,ソフト,ハードともにチェックを通過し,GPIB-USB-HS+が接続されている,という結果になりました。

 

見た目の違いとしては,GPIB-USB-HS+本体のオレンジ色LEDが点灯していることです。Troubleshooting wizardをパスしない状態では,LEDは消えたままでした。

 

これで使えるようになったように見えますが,もう少し確認してから本格的に使ってみることにします。

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