12-07-2021 10:40 PM
ノイズの多い多数のセンサをDAQを用いて多チャンネルで電圧読み取りを行いたいと考えています。1チャンネルだと連続読み込みした値を平均化すればノイズが少なくなりますが、多チャンネルだと読み込みが飛び飛びになるのでノイズ平均化には不利でしょうか?
知りたいのは、
・電圧読み取りは瞬時の値か、読み取り間隔間の平均値か。つまり例えば1kHz読み取り1000点の平均値と1Hz読み取り値はほぼ同じか異なるか?
・読み取り間隔間の平均値であった場合、多チャンネル読み取りだと他のチャンネルを読みに行っている間の値は無視されるのか?
といったあたりです。
多チャンネルでノイズ平均が難しければセンサ回路側で対応したいと考えています。
よろしくお願いします。
12-09-2021 09:18 PM
多チャンネルデータは2D配列に入ってきますので、チャンネル毎の平均化はできます。
・電圧読み取りは瞬時の値です。
多チャンネルのときにどのような順番で読み取るかはDAQのタイプによります(チャンネル間をスキャンするか、同時に読み取るか)。
おそらくチャンネルスキャンするタイプについて質問されていると思います。
チャンネルスキャンで問題になるのは入力(センサ)側が高インピーダンスの場合で、チャンネルを切り替えたとき前後のチャンネルの影響で値が引っ張られる場合があります。
その場合、前段にアンプを設けてインピーダンスを低くする(信号調節)か、同時サンプリングDAQを検討する必要があります。
12-14-2021 01:59 AM
どうもありがとうございます。
同時読み取りタイプはおそらく高価だと思いますのでスキャンのタイプになると思います。
コンデンサなどでセンサ回路側でのノイズ低減をすることにします。
なお計装アンプからの入力になるのでインピーダンスは低いようでした。
ありがとうございました。
12-14-2021 08:21 AM
信号のインピーダンスが低ければ、チャンネルスキャン方式でも問題ないと思います。
DAQの機種にも依存しますが、一般的なものでサンプリングレートが低速の場合も、スキャン(チャンネル切り替え)は100kHzくらいで行われます。サンプリングレートはスキャンを行う頻度なので、チャンネル間の時間ずれは10マイクロ秒程度です。